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地盤による事故

タムラクレーンで地盤調査や地盤改良を行うようになり、早6年がたちました。
業界ではまだまだ新参者ですが、色々な経験を通じて、お客様の立場と元請け会社の立場と、調査会社の立場がよくわかるようになりました。

それぞれの立場には、それぞれの都合があります。そしてそれは、必ず損や得が絡んでいます。

地盤調査は、住居や構造物という、主に人間への安全が最優先される設計物の一番最初に行う現地調査になります。どんなに頑丈な建物でも、足元が悪ければ傾き、最悪、人が利用できなくなります。
そんな基礎の基礎になる地盤調査ですが、元請けの都合により怠ったり、後回しになったりすることが事実としてあります。中には偽装を指示する所まである始末。タムラクレーンのたった一つの記事という大きさですが、地盤にもっとモラルを持ってほしいという願いから、この記事紹介を続けていきたいと思います。

今回は、そんな関係がもたらした、10人もの死傷者を出した地盤事故の記事をご紹介します。

【新名神橋桁落下事故】(2016年4月)
平成28年4月22日午後4時半ごろ、神戸市北区道場町平田の新名神高速道路建設現場で、長さ役120メートル、重さ約1350トンの橋桁が落下。作業員2名が死亡、8名が重軽傷を負った事件。

【以下神戸新聞記事から抜粋】
神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で2016年4月、橋桁が落下して作業員10人が死傷した事故で、兵庫県警捜査1課などが16日午前、業務上過失致死傷の疑いで、元請けの「横河ブリッジ」(千葉県船橋市)の当時の現場所長男性(44)ら4人を書類送検することが捜査関係者への取材で分かった。必要な地盤調査をせず、橋桁の事前の傾きを知りながら安全対策も怠った疑いが持たれており、「悪質な過失」と判断したとみられる。
書類送検されるのはこのほか、同社の現場副所長だった男性(44)と工事責任者だった46歳と39歳の男性。
捜査関係者によると、橋桁の部材などを研究機関に依頼し鑑定した結果、橋桁の東側を支える専用設備の支柱が約4センチ沈んで橋桁が傾き、全体のバランスが崩れたのが事故の原因と判断した。
その上で、必要な地盤調査や沈下対策を講じていれば落下は防げたと判断。4人が事故前日に沈下を知りながら工事を継続し、作業員の避難も検討しなかったとみており、そうした過失が重大事故につながったと結論づけた。
現場所長だった男性はこれまでの聴取に対し、地盤調査の失念に気付いた後も工事を進め、事故前日に橋桁の傾きを知ったが、発注元の西日本高速道路に報告しなかったと説明。「(5月の大型)連休までに工事を終わらせたかった」などと話しているという。
事故を巡っては、神戸西労働基準監督署が2月、工事前に必要な書類を提出せず安全管理に不備があったとして労働安全衛生法違反の疑いで、現場所長だった男性を書類送検している。 

(元記事リンク)https://this.kiji.is/347066554338329697

工期を取るか、安全を取るか。
現場の都合では、元請けや会社からの工期責任のプレッシャーがあったのか、安全よりも工期を優先してしまった。
今回は大きな事故となり報道までされることになったが、こいうった事情による地盤調査の後回しや未調査は
公共工事より民間工事の方が多いと感じます。
地盤調査はとても重要な調査です。軽んじることなく、しっかりと調査をして工事を安全なものにしてください。

 

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