ハットウイング工法
長崎県、佐賀県で地盤改良工事を行っている中で、さまざまな地盤と遭遇します。
家を建てる場所は、限られているため、気に入った土地の地盤が良い地盤とは限りません。
佐賀県では特に、地盤が軟弱なうえ、支持層という強い地盤の地層まで深さが20mを
超える土地もめずらしくありません。
そういった地盤の上に住宅を建築するとなった際、問題になるのが地盤改良工事の費用です。
予算として、最初にある程度組んでみても、地盤調査結果次第では、コストオーバーになる場合もあります。
お客様はもちろん、安心して住める家を作りたいと願っていますが、地盤のコストの捻出に苦労される
ケースがあり、地盤改良工事のコストダウンは市場の課題でもあります。
そこで、佐賀県では木杭(松杭や杉杭)、柱状改良(セメント柱)がよく利用されていますが、
どれも完璧な工法ではありません。長所、短所があります。
今回紹介しているハットウイング工法も完全無欠な工法ではありませんが、こういった方に向いています。
・木杭や柱状改良で設計不可となった。
・柱状改良の六価クロム問題が気になる
・軟弱地盤が15m以上ある
・鋼管杭のコストが驚くほど高い
ハットウイング工法は、鋼管杭の羽根(通常φ250)の倍400~500の直径羽根を使用。
砂地盤で中間支持層を形成している地層で住宅の支持力を得られる。
杭長を短く設定できるということは、材料代や施工費が安くなる。
地盤保証は30年保証可能。発がん性物質の六価クロムも発生しません。
こういったメリットがあります。
実際動画を見て、どんな工法かその目でご覧になってください。