地中の障害物をマルチツールで撤去
地中障害撤去とは、新たな建築物を作るために地下の構造物が干渉する場合、躯体や既存杭、鋼材などの地中障害を、地表から様々な役割のツールを使用して取り除き、後工程の杭施工がしやすい材料へ置き換えたりする工事をいいます。

マルチドリル工法
狭い場所も安心!狭隘地での工事を一気に解決
最近、都市の再開発や建替え需要が増加していることにより、杭や地下構造物の撤去工事が増えています。また、敷地が狭いなどの物理的な制約がある案件も増加傾向です。
マルチドリル工法は、状況に合わせた適切なツールを選び、障害物撤去から杭打ち作業までを同一の機械で効率的に行うことができる手法であり、数多くの現場で成功を収めています。
近隣ビルが隣接する現場での杭抜きや想定していなかった大きな石や古い杭の残骸で設定深度まで到達できない現場など、さまざまなシーンで活躍します。

Feature
マルチドリル工法の特長
01
オールケーシングが狭い場所に
コンパクトな施工機械とバックホウのみで狭隘地でも施工可能!壁際での施工は隣地障害から200㎜近くまで近接施工可能!
02
通常撤去できない古い杭の破片に
杭が途中で破損していたり、斜めに打ち込まれていたり、通常では取れない鉄筋の破片も撤去可能。
03
近接200mmまで施工可能
隣のビルとかなり近い場所の地下に地下にも基礎が埋まっており、通常だと近隣ビルに影響しそうな施工にも対応。
地中障害物の撤去例




保有機械
ソイルメック製 SR-45
- 施工機械の立ち回りがコンパクトなため、狭い現場での施工が得意です。
- 色々な種類のドリルツールスがあるため、柱状改良体や場所打ち杭、地下構造物なども撤去可能。
- ケーシング先行掘削なので、撤去後の良質土への置換ができます。
- 壁際や角の狭い位置にある地下障害も撤去できる事が、他の機械で不可の為、一番のメリットです。
