家づくりをしたからしっかり支える

地盤調査は、家を建てる課程で表に出る仕事ではありませんが、いちばん最初の大事な部分になります。だから、私達は文字通り『縁の下の力持ち』になりたいと思っています。住宅は、家族の暮らしを守るものであり、大切な財産。家を建てる時には、まず、確かな業者に依頼して地盤の調査を行う事が大事です。

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スウェーデン式サウンディング試験(スクリューウェイト試験)

戸建住宅に限っていえば、いま最も広く採用されているものがスクリューウェイト試験(スウェーデン式サウンディング試験)と呼ばれる調査方法です。同試験は戸建住宅にとって、あらゆる点(例えば作業能率やコスト)でうってつけなのです。

主に大都市圏の住宅メーカーを中心として広範囲に行われるようになり、スクリューウェイト試験だけを専門に手掛ける会社もあります。これは100kgのおもりの力でねじ状になった先端部を回転させながら押し込んで、そのときの半回転数(Nsw)を測定して地盤の固さを調べるものです。

SDS試験

地盤土質をサンプリングなしで判定できるSDS試験

SDS試験は、スクリューウェイト試験(SWS試験)を進化させた新しい調査方法です。低コスト、短納期でボーリング調査に匹敵する土質判定が行えるので地盤事故を減らす技術としてさらに需要を高めています。当社にて調査を行い、ジャパンホームシールド株式会社にて解析を行います。

特徴1:ボーリング調査に匹敵する精度で土質判定

SDS試験とは、地盤の土質をより正確に判断し、的確な地盤評価を支援するための試験法です。従来のSWS試験では判定できなかった詳細な土質(ローム・砂質土・粘性土・腐植土・盛土)の判定を可能にしました。特許技術として、一般財団法人ベターリビングの建設技術審査証明を取得しています。

SWS試験:ロッドの先端にかかる荷重(もしくは回転数)により土の締まり具合を測定する。
SDS®試験:ロッドの先端にかかる荷重、1回転の沈下量、回転トルクを計測し解析することで土質や土の強さを把握できる。また、ロッド周面の摩擦の影響を回避することで、その深度の土そのものの性状を把握できる。

SWS試験SDS試験
測定項目数1成分3成分
測定項目荷重:Wsw(または回転数:Nsw)荷重:Wsw、回転トルク:T、1回転の沈下量:δ
25cm毎測定点数1点1〜7点

特徴2:土質がわかればコストダウンにもつながります

SDS試験は、土質を判定できるので、地盤事故の低減に貢献するとともに、良質地盤で杭を打つといった過剰設計(補強工事)の低減によりコストダウンにもつながります。

特徴3:水位測定を併せて行えば、液状化リスクも測定可能

大がかりなボーリング調査に比べ、費用が1/3で期間も1/5

液状化の影響度は、土質、土の締まり具合、水位の高さで判定されます。
※小規模建築物基礎設計指針簡易判定法

平板載荷試験

直接的に地盤の支持力を測定する平板載荷試験

平板載荷試験とは、基礎設置深さまで掘削、もしくは改良工事を施し、基礎に見立てた載荷板(直径30cmの鋼製円盤)を置いて建築予定の建物に見合った荷重をかけて時間ごとの沈下量を記録し、地盤が建物の荷重に耐えれる支持力をもっているのか測定、計算する試験です。短時間で済む簡易的な試験もありますが、タムラクレーンでは1日かけて沈下量を測定しています。試験には荷重をかけるものが必要になりますので、載荷ブロック、もしくはバックホーを使用します。
※タムラクレーンでは改良工事後、平板載荷試験を行い、改良体の品質を確認しております。

実際の試験のようす

① 最初に試験位置に砂を敷き(載荷板と地盤面の密着性を高める為)、鋼製円盤をセットします。
② バックホーを荷重に使用し、測定ゲージをセットして時間ごとに沈下量を計測していきます。
③ ゲージは円盤の4点で測ります。
④ 8段階まで計測していきます。簡易的な場合を除き、1日がかりの作業です。
⑤ 最終的な沈下量を記録して、序々に荷重を抜いていき、反発力も測定します。

平板載荷試験(コンピュータ自動記録)導入しました!

簡易平板載荷試験・エレフット

基礎地盤の支持力を確認する最も一般的な方法として、平板載荷試験があります。しかし、平板載荷試験は費用が高い・時間がかかるなどの問題があり、そのため、比較的小規模だったり緊急を要する土木工事においては、目視による支持力の想定のみを行う場合が多いのが現状です。

弊社では、簡易支持力試験機エレフットを用いた計測を行うことで、これらの問題を解決しています。人の体重を利用することにより重機等の大きな反力を必要とせず、一人でも計測が可能。コンパクトで狭い場所でも測定できるため、たとえ小規模な工事であっても時間と費用を節約し、高品質・効率的な施工を実現しています。

エレフットの特徴・メリット

  • 製品重量が軽く簡単に持ち運びでき、狭小な場所でも測定が可能
  • 大きな反力は不要で、電源装置もいりません
  • 計測時間が非常に短く、1名からでも計測可能
  • 粘性土~砂質土の粘度の土粒子が小さい土質条件に適する(岩盤上での測定は不可)
試験時最大寸法高さ49.8cm × 幅67.0cm
本体重量約8.0kg
試験目的極限支持力の確認
測定可能支持力度4375kN/m2
計測ストローク150mm(最大値)
使用可能土質粘性土~砂質土(礫質土では使用不可)
反力測定者の体重など
測定回数1箇所あたり10回以上
試験時間1箇所あたり30分程度
測定結果載荷圧力~沈下量曲線

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  • 地盤改良の必要性の有無
  • 地震時の液状化の可能性

等の情報を記載しており、活用方法としては

  • 自社所有の土地の広告に活用
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  • 万が一の地盤改良予算の組み込みに活用

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