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手打ち鋼管杭始めました。
貿易港町として栄えた長崎や佐世保は坂道や狭い道が多く、
昔、傾斜地にたくさんの住宅が建ち、職人も多く活発だったそうですが、
業界も高齢化が進み、それらを維持するのが困難になってきました。
今では古い石積み擁壁等の老朽化も進み、石積の崩壊による家屋倒壊の事故もあり
住宅地盤の重要性が改めて問われる時代になっています。
傾斜地や石積み擁壁などの問題をクリアする地盤改良工事の方法として
長崎、佐世保では一般的に鋼管杭が利用されています。
擁壁が崩壊しても、杭が直接家を支えるという論理です。
しかし、坂道や狭い道、駐車場が少ないなど、長崎や佐世保は重機を使用する
地盤改良工事には悩ましい土地となっています。
そこで、タムラクレーンでは、手打ち鋼管杭を始めました。
エアーの力と機器の自重で鋼管杭を打設していきます。
詳しくは動画をアップしていますので、ご覧になってください。
※杭打設音が出ます。音量にご注意下さい。